<番外編>
「楽園の君へ」最終話ラスト更新の2月9日早朝、
「ポポロの翼」さんへUPして1番目表示に踊り出たのはいいが、
サーバーダウンしているらしく、
早朝から7時30分頃までサイトに繋がらないという事態が発生してました。
その時、アクセスされて繋がらなくてどうなってるんだ!と思われた方、すみませんでした。
この場を借りてお詫びしますm(__)m。
全く関係のない番外編
「天空城、本日モ晴天ナリ」
<天空城のお医者さん>
メル「メルは一生懸命頑張って、立派なお医者さんになりました〜」
ボリス「……だから?」
メル「天空城の専属医師として働かせて欲しいの〜。いい仕事するよ〜」
ボリス「しょうがないな。医術のほうの人間はうちの城では希少だし、認める」
メル「ありがとーーー
」
兵士A「先生〜。お腹が痛いんで診てくださいー」
メル「あらあら、じゃあそこに横になって。全身麻酔して、メスでお腹を
切開して診てみますねーー」
兵士A 逃亡
大臣「ボリス様、城の住人からメル先生に対して苦情が殺到しております」
ボリス「本人に悪気がないのが痛いな (ーー;)」
<ある友人からの手紙>
大臣「ボリス様、ラウラ様より電報が届いております」
ボリス「ラウラ姐さんから? なんだろう」
ペラッ
予告状
ボリス様
今宵、天空城の宝物庫のお宝を
ぜーーーんぶ頂戴致します
ラウラ
|
ボリス「……城の警備を強化せよ(怒)」
大臣「かしこまりました」
<空気の読めない木こり>
ダイソン「私の名はダイソン。本業は木こり、副業は傭兵。今日は風のウワサで、
この砂漠の地に大きな豆の木があると聞いてやってきた。
切り倒したくなるのは、体に流れる木こりとしての血。
私は3日かかってこの豆の木を切り倒した」
ズドーーーーーーーーーーーーーン!!
ボリス「お前、なにやってんだよッ!!! 天空城の交通手段も知らないで!!」
ダイソン「……ごめん」
<続・空気の読めない木こり>
ダイソン「私の名はダイソン。友人のため、家を作ることにした」
ボリス「……いや、いい。いらない」
ダイソン「この前は迷惑かけたし、そのお礼だ。天空城に物置小屋を作ってやろう!」
ボリス「だから、いいって……」
ダイソン「そう遠慮するな。木こりの家は丈夫だぞ」
月日は流れ……
大臣「炎のモンスターに襲われ、天空城は大打撃を受けました」
ボリス「どれぐらいの損失だ?」
大臣「まず、物置小屋が全焼」
ボリス「……だからいらんと言ったのに……(-_-;)」
<月日は残酷なものでして>
ボリス「これから、メルと一緒に地上に降りてくる。留守番、頼んだぞ」
ラリス「えー、父さんだけずるいーー」
リリス「どこへ行かれるんですか?」
ボリス「……傭兵仲間だったドグマの墓参りだ」
<オラねる>
ザッパ「ボリス、オラをやとってくれ」
ボリス「残念だが、私の国は傭兵は使わないのだ。国の兵で十分だ」
ザッパ「……」
ボリス「……」
ザッパ「……」
ボリス「……うちで寝るなよ」
ザッパ「……」
ボリス「……う、動かん」
<痛いの痛いの飛んでけー>
とてッ ←つまづいた音
リリス「いったーーーい」
ボリス「大丈夫か、リリス?」
リリス「ちょっと擦りむいちゃった。でもメル先生のところは絶対行かない」
ボリス「痛いの痛いの……ザッパに飛んでけー」
リリス「……お父様、いいんですか? そんなこと言って」
ボリス「あいつはいつも寝てばかりだ。いいんだよ」
……3時間後
ザッパ「痛ッ!」
ボリス「え、今ごろ!?」
<続・天空城のお医者さん>
ラリス「父さん、眠れないよー」
ボリス「ザッパに聞かせてやりたいな、そのセリフ」
ラリス「眠れないー、もう少し起きてていい?」
ボリス「メルのところへでも行くか」
ラリス「おやすみなさい」
ボリス「効くな、これは」
<続続・天空城のお医者さん>
大臣「今日は天空城の運動会です。開会の挨拶をボリス国王、お願いします」
ボリス「皆の者。怪我だけは絶対にしないように。死ぬより怖い地獄が
待っているからな」
全員「はーい」
メル「え!? メルってそんなに信用されてない!?」
<続続続・天空城のお医者さん>
天空城が炎のモンスターに襲われました。
メル「たくさん怪我した兵士さんいるし、メル頑張りますッ!!
あ、そこの兵士さん! ヤケドが酷いですね、メルが診ます!」
兵士B「ギャ−−−−!! いいです、いいです、全然大丈夫です!
お願いだから診ないでーーーーーーーーーー」
メル「……じゃあ、そっちのモンスターにひっかかれて血が出てる
兵士さん! メルが消毒してあげる!!」
兵士C「ワー−−−−! 結構です! 硫酸かけられる〜」
メル「……んもう。メルにお仕事させてよ」
ボリス「住人に死者は出たか?」
大臣「いえ、幸いにもおりません。医師のメル殿の話でも重傷を負った者はいないとのことです」
ボリス「そうか(たぶん、半数以上が無理してるな(ーー;))」
<大河ドラマのあの人と>
ラリス「レパルドさーん、槍見せて、槍!」
リリス「すごーーい! その槍さばきは世界一ですわ!」
レパルド「はっはっはっ。そんなに私の槍はすごいかい?」
ボリス「……なんだ、レパルド。うちの子に好かれてるじゃないか」
レパルド「そうなんだよ……。別に何もしてないのに……」
ムサシ「なんだ、お前らテレビ見てないのかよ……」
ボリス「テレビ?」
ムサシ「『 山 内 一 豊 』」
レパルド「えッ!?」
<追う人、追われる人、巻き込まれてる人>
兵士A「ボリス様、お友達のユキ様がおみえになってますが……」
ボリス「ユキが? ……通せ」
ユキ「ボリス! あなたムサシ様を見てない!?」
ボリス「まだ追いかけっこしてるのか……。あぁ、2、3日前に遊びに来てたが
もう帰ったぞ」
ユキ「まったく、いつもいつもどこへ行かれてしまうのかしら!」
ボリス「……また天空城を訪れたらすぐに連絡しよう」
ユキ「ありがとう。また来るわね」
ボリス「……帰ったぞ」
柱の影からムサシ「いやー、ありがと、ありがと。いつも悪いな」
ボリス「頼むから、私を利用するのはやめてくれ」
<芸人>
大臣「今日のパーティーで、ミーシャ殿が余興をしてくれるはずでしたが、
都合により来れないとの連絡がありました」
ラリス&リリス「えーー、来てくれないのーーー?」
ボリス「そうか……。いつもみんなミーシャの芸を楽しみにしているのにな。
仕方ない」
大臣「変わりに他の芸人を呼びました」
シゲル「シゲルでフーーーーーーー!」
リリス「なんでやねーーーーん♪」
シゲル 壊。
<どうみても我が子に悪影響>
兵士A「ボリス様。お友達のクルト様とミルト様がお見えになりました」
ボリス「帰ってもらってくれ(-.-)」
クルト&ミルト「なんでだよーーーーーーーー!」
<ピエトロが消える時>
大臣「ボリス様。ポポロクロイスより手紙が届いております。
ピエトロ王が、3日前より行方不明とのことです」
ボリス「それは大変だ! 天空城からも兵を出して、ピエトロ王捜索の
協力をしてくれ」
大臣「かしこまりました」
ボリス「なにかまた世界で良くないことが起きようとしているのか……」
兵士A「ボリス様。お友達のロビン様がお見えになってますが」
ボリス「ロビンが? 通せ」
ロビン「やーーーーーー、ボリス!! 久しブリ!! 遊びにきたぞ!
それがさー、この前、すっごいでっかいイノシシ捕ったんだ。
みんなで食おうぜ!!」
ボリス&大臣「でっかいイノシシーーーーーーーーーーーーーー!?」
「天空城、本日モ晴天ナリ……?」